フラワーセラピー普及協会 東北地区作品展 癒しの花展 in 仙台
開催日:
2011年11月5日(土)~6日(日)
開催場所:
宮城県仙台市

2011年11月5日-6日実施
第一回東北地区 癒しの花展が、全国の認定校ならびに、多数の関係者、協力者の皆様のご協力で、 盛大に開催することが出来、無事終了いたしました。

今回の展示会は、当初1年がかりで企画していた「第一回フラワーセラピー癒しの花展 in 仙台(東北地区認定校合同作品展)」 の振替開催です。

2011年3月に発生した未曾有の大地震により、想像も出来ない甚大な被害を受けました。
心身ともに辟易し、この現実を受け止められない時間を過ごさなければならないこの状況から、 一歩ずつでも前に進むために、作品展を開催させようと、東北地区認定校が自ら行動を起こし、働きかけました。
そして、より多くの方に花により癒しを感じていただき、明日への活力を補給してもらうために、 全国のフラワーセラピストの皆様を初め、多くの皆様のご協力を得て、このたび開催することが出来ました。

 

【開催概要】

●日時:2011年11月5日(土)13:00~20:00、11月6日(日)11:00~18:00
●場所:ファーストタワー アトリウム(宮城県仙台市青葉区一番町)

●主催:内閣府認証特定非営利活動法人フラワーセラピー普及協会
●協賛・協力:有限会社アートスタジオタカコ
       日本トータルフラワー協会
●後援:財団法人仙台市市民文化事業団
●ご協力いただいた企業
  グリーンフィールドえむ・守長商店・鈴木印刷所
  SVC株式会社
●ご賛同いただいた企業
  ソニー生命保険 ・ 第一三共東北支店 ・
  ホテルリッチフィールド青葉通 ・ 株式会社日販 ・ フラワーバンク

○東北地区認定校
 ・きらきらひかる(仙台市・石巻市)
 ・花セラピー ぱっしふろ~ら(仙台市)
 ・フラワーセラピー LinoLino(仙台市)
このほか、展示作品の出展、会場設営、ご案内に、全国のフラワーセラピスト、認定校が駆けつけました。

 

【内容】

・ 花の作品展示(生花、プリザ、アートなど、多種多様な素材を使い癒しのスペースを創作展示)
 
・ 被災者の方々に、卓上ミニアレンジ、コサージュ、髪飾りなどをプレゼント。
 震災により結婚式を挙げられなかったカップルに、ブーケ・ブートニアのプレゼント。
 来春成人式を迎える方、学校を卒業される方へのコサージュなどのプレゼント。
 

まだまだ、復旧・復興の段階である被災地において、慣れない生活をされている皆様、被災された方々にとって ひと時の心の安らぎとなれるような、癒しの空間を提供できるような花の作品を、 様々な思いを形にして、たくさん展示しました。

【開催結果】
 来場者  延べ600名
 出展者  約70名
 出展作品数  104点(プレゼント52点含む)
 プレゼント品合計  120点以上
 プレゼントお受取頂いた方 約125名 

お天気のすぐれない日もありましたが、遠方からもたくさんの方にお越しいただきました。
御来場いただきました皆様ありがとうございました。

宮城県内の色々な施設にポスターを貼らせていただいたり、チラシを置かせていただいたりいたしました。 大勢の方のご協力で作品展を開催することが出来ました。誠にご協力いただきました皆様に感謝をいたします。
ご協力いただきました皆様にも、心より御礼申し上げます。

★ここからは、会場の展示作品のご紹介と参加されたみなさんの感想をお届けいたします。

 

【展示作品・プレゼント品1】

    

 

【参加者の声1】
11月5日の1日ですが参加させて頂きました。
会場は新しくて気持ちのいい吹き抜けのフロアで、お客様も明るい気持ちになれたように思いました。
今回、始めて被害が大きかった方々から直接お話を聞き 返す言葉が出て来ませでした。 半年以上たった今でも、まだまだ前には進めていない状況も知り、落ち着くには沢山の時間がかかると改めて感じました。

大きな震災でしたので、多くの方が見えない傷を受けています。
これからもセラピストとして、少ずつでも心に癒しを与える事に協力が出来たらと思っています。

 

【展示作品・プレゼント作品2】

 

【参加者の声2】
・全国各地から送られてきた作品はすばらしいものばかりで、当日朝から生けこまれた秋の季節感あふれる大作、 真紅のバラ、ひまわりの黄色は、透明感のある吹き抜けのアリウムの中で、あざやかに輝いていました。

・ほとんどの方が作品をひとつひとつ丁寧に鑑賞され、しみじみと「作られた方の思いがこもっていますね」 と感想をお話くださいました。
被災者の方々にプレゼントする作品であることを説明しましても、 「私などそれほどの被害ではないから」、と遠慮なさる方々も多く、 しかしその後、多くの方が、半壊の家の様子、家族、ご近所の方の大変な被害をぽつりぽつりと話してくださいました。
静かに当時をかみしめるように語る方、そのときの状況や子供の様子を急き込んだように説明される方、 どの方も今しっかりとあなたに伝えておきたい、というお気持ちが伝わってきました。

・10月23日に行われた「みえ生涯学習『学』フェステバルに参加した認定校から、 手作りの作品のバザーの売り上げや体験コーナーでの寄付金を義援金としていただきました。
フラワーセラピー伊勢の生徒さんたちが何とか被災された方々を応援したいという皆さんの気持ちが沢山の寄付金になりました。 体験コーナーなどでお世話になりました株式会社日販様、フラワーバンク様にも感謝申し上げます。

 

【展示作品・プレゼント作品3】

 

【参加者の声3】
・被災者に差し上げる作品は、「自分の家も半壊だけれども、私のお友達で、 今、家は流され、子供は行方不明、ご主人は震災後亡くなられた、 という大変な状況にある方がいるので、差し上げてきます」 とおっしゃる奥さん、
「来春成人式を迎えます」というさわやかな、 でもしっかりした口調のお嬢さん、子供連れで大騒動しながら楽しく見ていかれたご家族、 花展の説明をくわしく聞かれた後じっくり見て廻られた中国人留学生と若い日本人男性のカップル、
「日取りは決まっていません」と言いながら、うれしそうにウェディングブーケの送り先の住所を書かれる若い娘さん、 などなどたくさんの方のもとに行きました。
「作られた方には、どうかよろしくお伝えください」と何度もおっしゃりながら、 持ち帰られたそれぞれの姿が今でも目に浮かびます。

・一番心に残ったのは、 奥様に花などプレゼントしたこともなさそうな典型的日本人男性のご主人が、 優しいアプリコットオレンジのコサージュを奥様の胸元にあててみて「これがいいよ」と照れながらおっしゃっていたことです。
まだ、大きなプレゼント作品がたくさんある中で、奥様は戸惑いながらも、結局そのコサージュに決められました。 会場内では、生きていればこそ、という普通の生活にある小さな幸せも感じました。

 

【展示作品・プレゼント品4】

 

【参加者の声4】
・未熟な私は会場ではウロウロするばかりでしたが、天野理事長はじめ多くの先生方にお会いする機会を得て、 たくさんのことを感じ、経験し、学ばせていただきました。今、感謝の気持ちでいっぱいです。

・ホテルの方のご協力は甚大で、山積みされた段ボール箱、それもさまざまな形や種類の荷物をロビーに保管くださり、 日が当たるのを心配してカーテンをひいたり、運搬用の台車を快く前日からお貸しくださり、 当日朝にはフロントから続々とホテルの方が現れ、 外部にある車まで大量の作品を運んでいただき、あたたかい仙台を感じました。

 

【展示作品5】東北地区在住フラワーセラピスト・認定校の作品

 

【天野理事長より】
3/11、すぐにも東北に向かいたい思いでおりましたが、 神戸の震災でも分かる様に、急性期は自分の事の悩みや生活の事や人捜しでそれどころではありません。
仮設住宅も生活が不自由で、心も塞がりますが、生きることに大変です。 それで11/5.6にさせていただきましたが、仙台はもう元気に見かける所は復興できていて、 飛行場や石巻は、まだガレキと野の広間で、これから政府はどうして行くのかなという生活の根本のみが残っている様で、 物は余っており、お金を落とすことが我々に出来ることになっています。

しかし、見かけの復興は早くできても、中身の心の復興はなかなかできません。
いつまでも傷は残ります。全国のセラピー活動をロングランに考えていかねばと思っております。 どこの地域においてもチャリティバザールなどされ、寄付をするのも良い事です。 又、その活動でセラピストの絆も出来、団結行動で1人では出来ないことが、 皆と一緒ならどんなつらい大きな荒波でも乗り越えることが出来ることが、 この度の仙台癒しの花展で、皆で分かり合えました。とても良い勉強になりました。

 

【展示作品6】東北地区在住フラワーセラピスト・認定校作品

 

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【収支報告】
今回の作品展は、たくさんの方から寄せられた、東北地区作品展義援金・協力金により、運営されました。
皆様の御厚意、まことにありがとうございます。

義援金・協力金を頂いた個人・法人合計数 109件
合計金額(11月末) 1,971,485円
出費合計       1,597,439円
 会場費(机、備品、警備代などを含む)  723,870円
 印刷代(看板、ポスター、DMハガキなど) 252,420円
 雑費(人件費、通信費、交通費など)    621,149円

*収支の差額は支援は継続して行いますので、次回の町での開催に活用されます。
*義援金・協力金は継続してご協力をお願いしております。