フラワーセラピー普及協会 第四回フラワーセラピスト大会 (作品展示&活動発表)
開催日:
2009年10月15日(木)~20日(火)
開催場所:
兵庫県神戸市

2009年10月15日 (木)~20日(火)神戸三宮地下さんちかホールにて開催された作品展内のイベントとして、 10月18日(日)に第四回フラワーセラピスト大会を行ないました。

前回までのように、特別講師による特別講習はありませんでしたが、全国から集まっていただいたフラワーセラピストの方々とさらに交流を深める 意味でも、今回の作品展内のイベントのひとつして実施しました。たくさんの作品に囲まれた華やかな空間での活動発表と交流会は、 とても有意義なものとなりました。

会の終了後も、発表者の方々を囲んで、発表より詳細な話を聞いたり、情報交換やお互いにアドバイスをしたりと今後のフラワーセラピストとしての活動に 役立つ情報も得られたようです。
一般より聴講してくださった方々もおられ、発表者の話にうなずき、感心していただいているご様子でした。 今回の会をきっかけに、今までよりも少しでも花やフラワーセラピーに興味を膨らませていただけたかなと思います。

また、行動を起こそうと思ってもなかなか出来ないことも、こうして活動されている方の話を聞いたり、近くの人と協力することでも やりたいことが実現に近づいて、がんばろうと言う気持ちになるという参加者からのお声も頂き、協会としても嬉しく思っています。
それぞれみなさんでアドレス交換も行なわれていたようですので、フラワーセラピスト同士のネットワークもより広くなり、 さらなるご活躍が楽しみですね。

それでは、以下より活動発表をしていただいた4名の方の内容の一部をご紹介いたします。

 

 

豊島陽子さん(兵庫県)
フラワーセラピスト1級受講中(タカコアートスクール)

現在、老人養護施設などで、フラワーアレンジを通じてフラワーセラピーの普及に励む様子をお話いただきました。
フラワーセラピストになった当初、どんな活動が出来るか全くわからなかったので、 とりあえず思い浮かんだことやりたいと思ったことをやってみようと、 当たって砕けろの精神で、1人で施設に問い合わせたところ、とんとん拍子に話が進み現在の活動が出来るようなったそうです。

何事も、まずは行動を起こさないと始まらないですし、気持ちを形や行動に表わすことは簡単なことではありませんが、 豊島さんの努力が実を結びとてもすばらしいと思います。

家事との両立で大変なこともあると思いますが、今もなお施設に通いながらも、周りの方に教えられることも多く、 フラワーセラピストとして少しずつ進んでいることが今とても充実しているそうです。

 

 

宮原幸子さん(岐阜県) 
フラワーセラピスト3級(フラワーセラピーぎふ)

高校の教師をなされています。これまで難しかった好奇心旺盛で多感な女子高校生との心の交流が、フラワーセラピーを通して深められる様になったそうです。
リストカットを繰り返す笑顔を見せない女子高生も、何度か一緒にフラワーアレンジをすることで、 固いつぼみがほころびるように、少しずつ心を開いてくれるようになってきたそうです。

もちろん、お花だけですべてが解決するわけではない厳しさもあり、毎日が自分にとっても勉強であり挑戦です。 出来ることから、少しずつでも何かの役に立ち、何かを感じてもらえたらと思います。
と宮原さん。

とても興味深く感慨深い内容に、考えさせられることも多くありましたし、花と接することで何か新たな発見を沢山見つけてほしいですね。
 

 

高木朋子さん(兵庫県) 
フラワーセラピスト1級受講中(タカコアートスクール)

こちらのフラワーセラピストの活動NO.18でもご紹介させていただきました 「男性企業経営者フラワーセラピーアレンジ講習会」の講師をされたときの髙木さんのお話。
書ききれなかった内容を、詳しくお話いただけました。

経営者も一人の人間、子を持つ親である方も多くおられるでしょう。 公私ともども精神的にも肉体的にも苦労は耐えない経営者だからこその悩みも多いはずです。 同じ様な環境のご主人がいらっしゃる髙木さんだからこそのアイデアですね。

心の健康は体の健康にも繋がることもあると思いますので、 花でリフレッシュして、風邪にもインフルエンザにも不況にも負けず!と、いつも笑顔になれるように気分転換も必要ですね。
 

 

川崎香織さん(愛媛県・認定校 ROSE is ROSE) 

こちらのフラワーセラピストの活動NO.09でも、 少しご紹介してありますが、地元密着の活動に力を入れておられます。
特に、生徒さんとのイベントには講師・生徒が一丸となって、いつもわいわいと楽しみながら行っているそうです。
思いが同じである仲間がいることは、とても心強いですよね。なんでもできそうな気がします。 そして、お互いが研磨し成長もできるすばらしいことです。

ですが、そんな中でも、人に何かを伝えると言うことの難しさを感じていると言う川﨑さんは、 いつも反省を欠かしません。 自身の考える5つのポイントチェックしながら一日の反省と、明日からの活力に変えるそうです。

努力しないで成功はしないんだからと、人の意見・アドバイスを沢山聞いて、新たな刺激を得て、 自分に振り返るこの姿勢は、とてもすばらしいですね。 その他、活動状況のお話も魅力的でしたが、堂々と話されすその姿は、まさに経験と反省の賜物なのではないかと思えるすばらしいものでした。
 

 

 

今回、司会を務めてくださったのは、兵庫県で認定校(花恋工房)を主宰されておられる大西里美さんでした。 スムーズな進行を行なっていただき、ありがとうございました。

さて、みなさんいかがでしたでしょうか。講演内容は一部しかご紹介できていませんが、 それぞれの場所で様々な活動の様子が少しでも垣間見ることが出来たのではないかと思います。
当日は、深く内容の濃いお話やリアルなお話が多く、皆さんの日々のご活躍ぶりに、 本当に嬉しく思いました。

こうして、少しずつでもフラワーセラピーが広まり、 花のある暮らしがもっと身近に広まればイイなと思います。

次回、第五回フラワーセラピスト大会の開催は、場所日程共に未定ですが、 開催予定をしています。 そして、身近なことから何でもかまいませんので、 フラワーセラピストとしての活動を発表し、聞き、これからのエネルギーにして頂きたいと思います。

また、フラワーセラピーに興味を持っていただいた方も、目標設定にはとても良い機会になると思いますので、 次回開催の際には、是非とも、聴講にいらしていただきたいと思います。
それまでの間、当サイト内でお楽しみいただければ幸いです。