フラワーセラピー普及協会
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NO.14
フラワーセラピー普及協会 三浦ひかる (宮城県)
認定校 田園の詩
フラワーセラピー普及協会 活動紹介 フラワーセラピー普及協会

●Flower Art Produce Shop 『田園の詩』

このたび、平成28年3月30日に、石巻市駅前北通りにある複合施設「癒しのキラキラ夢工房」の一階にフラワーアートプロデュース「田園の詩」をopenしました。
ドライフラワー、プリザープドフラワー、アートフラワーの専門店です。

 

癒された空間ナチュラル&モダンがテーマです。
 「癒しのキラキラ夢工房」は、複合型施設になっていますのでパワーストーン&雑貨ほか、 パン工房レストランも併設されていて、五感が磨かれるのには最適な空間です。

 店内スタッフは、フラワーセラピスト1級有資格者のみ、 世界に通用すると言われるワイヤリング技法のウォターフォールミルフィーユブーケ(三層四層によるブーケ)作製可能な 優秀なスタッフのみ起用しています。

お客様に信用され、安心して接客できるだけのスタッフで、おもてなしを心掛けていきます。
これまで学んだフラワーカラー、香り、デザイン技術、そして接客では心理。
それを多くの方々に見ていただける良い機会になりそうです。

また、今回はギフト販売で一部の認定校の先生に委託販売でご協力頂いています。
 震災後なにかとお世話になってきた先生方に御恩をかえせる機会につながり、とても嬉しく思っています。
 色々と数多く賞をとっている自慢の先生方ですから、こちらとしても信用に繋がるので店内に先生方の華やかな経歴を掲載し、 販売に貢献しようと考えています。

 

 

 

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●石巻市震災復興支援のための花育
□□「チューリップふれあいプロジェクト」 (平成24年5月7日)

 午前中は、石巻市山下町穀町幼稚園の年長園児75名が、赤、白、ピンク、紫、桃色の鮮やかなチューリップをビニールプールからすくい、 奥先生手製のアレンジ花器に、チューリップのステキでかわいいミニアレンジメントを完成させました。

 

 

その後、チューリップの花びらによるビニールシート絵画をしました。 下絵は、オランダの絵本作家ディック・ブルーナ氏の作品に出てくる「おさかなの絵」(著作権使用を申請し、許可を取得)を4枚のバラバラの下絵に 園児達が4グループに分かれ、オレンジ色と黒紫色の花びらによるチューリップの花びらアートを完成させました。

 

 

園児達は、ドッキングさせた出来あがりに「きれい~」という感動の声がホール内に響き渡りました。

 

午後からは、石巻北高校飯野川分校を間借りしている船越小、雄勝中の小中高生150名の合作で、花びらアートの制作をしました。
ここでは、9000本分のチューリップのはなびらの分離を高校生達が、昼食時間を削って下準備し、小中学生が巨大こいのぼりを制作しました。

 

 

震災後、生まれ育ったところに、津波の被害で済めなくなった、多くの子ども達が、 花の自然の力を借りて、この時間を楽しみながら癒されている姿を見ることができました。

今回の「チューリップふれあいプロジェクト」は、
東京在住で、世界でご活躍されるガーデナーの奥峰子さん(園芸文化協会理事、チューリップ文化振興会理事)の 主催で、富山県花弁球根農業組合の藤岡昭宏さん、宮城県復興コーディネーター市川洋征さん、遠藤眞幸さん、仙台市秋保町のグリーンフィールドえむ の岡崎正行・恵理後夫妻が協力者として参加されました。

そして、イベントには、富山県の岩手生産農家で組織するトナミ球根研究会より、計15,000本分のチューリップが無償で提供されました。

今後も、私たちが受け入れ窓口として、こういった活動を積極的に取り組んでいきたいと考えています。
また次回も開催できるように、今後増えていく認定校をサポートしながら、宮城県内の各認定校、 フラワーセラピストのみなさんにもご協力を頂き、一致団結して盛り上げる協力体制を作っていきたいと思います。

 

 

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●「ハーブクラフト講習会」(平成21年7月8日)
 仙台市秋保町に於いて、ハーブクラフト講習会を行ないました。 講師はJHS(ジャパンハーブソサイエティー)公認ハーブスペシャリストであるグリーンフィールドえむフラワーコーディネーターの岡崎恵里先生です。 グリーンフィールドえむは、「赤毛のアン」をモチーフに造られたゲストハウスで、山々をバックグラウンドにし、200,000平方メートルの大自然に囲まれた広大な敷地の中に芝生のフリースペース、花壇、ブルーベリー畑などの壮大なロケーション。

先生の笑顔でおもてなしを受け、200種類以上のハーブでいっぱいの花壇を目の当たりにして「すごーい!!」と私達の第一声。

マロウ、タイム、チャイブ、ルバーブ、ローズマリー、ソープワート、カモミール、セージ、ラムズイヤー、ミント、アルカネット、アルケミラモーリスなど…。 歩いているだけで、それぞれのハーブの空気に運ばれる匂いに癒されながら、ハーブのエッセンスや薬効についての説明を、質疑応答を交えながら積極的に傾聴することが出来ました。

 

ゲストハウス内のドライフラワー教室では、花壇で栽培された生のラベンダーを使用し、今の時期にしか体験できない香りで楽しむラベンダースティックとインテリアとして楽しめるラベンダーファンの2種類のクラフト講習を受講しました。

ラベンダースティック作りには、ラバンディン系のスパイクラベンダーが最適で、茎が四角いものを使用します。
ラベンダーのリラクゼーション効果や青紫色の話、中には制作しながら眠くなった方もいらした、などのエピソードを交えながら、楽しく制作することが出来ました。

生徒さんたちは初めての体験で、茎を折り返してのリボン巻きは慣れるまで少々余裕がなさそうな雰囲気でしたが、なれた頃にはラベンダーファンの制作に入ったので、さすがにスムーズでした。

 

 

この後、夕方閉店近くまでブルーベリーの積みとりを楽しませていただき、お陰様で心身ともにリラクゼーションをはかり、日々のストレスも軽減され、一日中優しく癒された研修会となりました。

 

今回、ハーブを対象としたこの研修の企画は、仕事や人間関係からくる物理的、心理的ストレスを、ストレス環境から生じるネガティブになりがちな思いを“癒される”ことによっていったん排除し、ポジティブな思いに移行させるためのステップUPが目的でした。

 特に、フラワーセラピスト養成講座の中にある心理では、ストレスの治療法として、リラクゼーションを自分に合った癒しでセルフコントロールすることを勧められており、その中に、自然の中でくつろぐ花療法をあげられています。
 私は、今回、自然の中で、花のエッセンス、ハーブ、アロマの自然治癒の療法が、精神的・身体的セラピーにとても効果があると思いました。
 「楽しかった~」という生徒さんの言葉からも、癒されたことから得られた醍醐味であり、癒しのホルモン(セラトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)が、満たされた結果だと思います。

 

岡崎先生には、お忙しい中、長時間私達にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。お力をお借り出来ましたことを心から感謝申し上げます。
おいしいハーブティー&パウンドケーキもご馳走様でした。オーナー及び、スタッフの皆様のご協力にも心から御礼申し上げます。

 

 

 

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●「森春雄氏によるデモ&レッスン」 平成21年1月20日
 私が8年在籍しているスクールの主宰者でもあり、フラワーの恩師でもある仙台在住フラワーアーティスト森春雄先生のご協力で、特別講習会を行なうことが出来ました。

 当日、当認定校の3級から1級までの11名の受講生が集まりました。第一部では、森先生が事前にご準備されていたデモンストレーション2作品、第二部では、投げ入れのレッスンを行なって頂きました。
デモンストレーション作品のひとつは“おもてづかい”という能面の世界から発想されたマス&ラインのアレンジです。明度高い優しい色あわせと、ゆったりと、まるで花々が語り合っているかのような表現は、セロトニンの働きを促すフラワーセラピーそのものでした。

 

もうひとつの作品は、ガラスの大きな花瓶を利用した「投げ入れ」のデモンストレーション。
 散漫にならないように、“核”となる部分を作ることを大切にしながらの花くばりや、コミの作り方から、雪柳、レッドウィロー、ダリア、バラをメインにした多種類の花材を、一つ一つ扱い方から、剪定の仕方まで丁寧なご指導に、受講生は、携帯電話やデジカメを構え、撮影とメモをとりながら、森先生のレッスンを熱心に聞き入っていました。

 

第二部の投げ入れレッスンでは、森先生からの「とにかく一本一本丁寧に生ける事。又、自分の気持ちが花材へどう動くか、花の表情のどこが美しく感じたかをチェックしながら、その花の似合う場所を考えながら自分らしく生ける。」という細かい助言に従いながら、初めて“投げ入れ”を体験された方の不安も置き去りに、無事今回のレッスンを終了することが出来ました。
“投げ入れ”は大変難しい生けこみの技法ですが、花の茎の腺を、空間を生み出すゆったりとした花の生かし方は、生ける者にとってもセラピーに繋がるものもあり、何よりもレッスンをしている生徒の表情からも、まさに「アンチエイジング」だと感じました。

 

今回、花がその人の魅力を引き出す手段に繋がる事、また、その花と同化できた本当に素晴らしい講習会となりました。
 森春雄先生、又、アシスタントでお手伝いくださりました伊藤先生、素敵な笑顔でお迎えくださったスタッフの皆様、充実したお時間をありがとうございました。

 

 

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●生徒作品展&フラワーボランティア
平成20年5月会場で集められた善意と共に、社会貢献事業の一環として、仙台市内のグループホームにてフラワーボランティアを開始。
6月にグループホーム親孝行にて、フラワーセラピスト3名と共に、入所の方々と簡単なアレンジを制作しました。
7月には、アイリスケアセンターでも活動。